操体法-つれづれ操体師の日記 「操体道中膝栗毛」

つれづれなる我が操体の旅日記
<   2008年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧
2日間、雨が降ってしまいまして、
満開だった桜も打撃を受けたことでしょう。

しかし、私めはギリギリ、
一足早く花見を済ますことができました。

花見は近所の川沿いの土手などで行うのが一番ですね。

キレイなうえ、人も少なく穴場と呼ぶにふさわしいですぜ。

でっかい公園だと
とにかく人の量が半端ではないです。

そのうえ、必ずといっていいほど
大学生や近所の中小企業のおとっつあん方が
ビニールシートで場所取りしてますからね。

うるさいのは仕方ないにしても
酒の余興でコスプレまで興じてしまうのは
正直、勘弁してほしいものです。

一度など酔っ払ってタコ坊主みたいな顔になったおっちゃんが
幼稚園児の格好してスコップ片手に大声で歌ってるんですもの。

よほど日ごろからストレスたまってるのでしょう、
気持ちはワカルのですが、その歌声は並ジャイアンであり、
さすがにそのスコップで砂場に埋めてしまいそうになりましたね。

まあ、そんな無礼講のお花見ですが、
私めといえば学生時代には
花見を決行した記憶なんて殆ど無かったです。

武術の稽古ばかりしていましたからねー。

お花見シーズンでは人も桜も満開の公園にて、
しょっちゅう立禅を組んでたものです。

当然、周囲は我々に対して奇異な視線を投げかけます。

若い集団などは遠くからケラケラと笑っておりますし、
無邪気に近づこうとする子供を慌てて制止するオカーさま方。

稽古している時は楽しかったですけどね、
そんな自分にコンプレックスみたいなものが
あったのは否めなかったでしょう。

その後、人に笑われないように、と
無理して様々なコトに挑戦しましたからね。

茶髪にしたり、上々企業に就職したり。

でも結局無理しても続かないんですよねえ。

色々経て、操体で開業して・・・。

で、今年も桜満開の公園で立禅組んでましたもん、結局。
(花見は別の日にやりましたけど)

私めの操体の基盤となったのは散々やりこんだ武術ですからね。

ああ それで良かったんやなあ・・・と、しみじみ思いますよ。 へへへ


でも流石にあんまりしつこくジロジロ見られると
気になってきますね。

特に小童ども。まあ、かわいいもんですけどね。

「あれ なにやってんだろう。」

「パントマイムだぜ きっと」

「かめはめは打てんのかな」


通りすがりのおっちゃん、ビール片手に

「酔っ払いや うははは」


うるさいわよ うははは
[PR]
by niwabe | 2008-03-31 23:46 | 操体観
最近、パソコンと向かい合う時間が
圧倒的に多くなりました。

いじくっているうちに
気がついたら2~3時間経過してました、なんてことは
誰しも経験されているコトでしょう。

カラダを動かした時の爽やかな疲労感に比べて
これが実に嫌な疲れ方するのですよね。

目もショボショボしますし、だる~い感じ、
倦怠感と申しましょうかね。

パソコンや携帯電話に囲まれている現代人は
常に電磁波にカラダを蝕まれている、ということは
療術の世界でもしばしば耳にすることでございますが。

あんまり行き過ぎると
かつて世間を騒がせた(賑わせた?)
あのヒステリック白装束集団みたいに
なってしまいますけどん (汗

ですが、ずーっと前にこの日記で紹介した書物

「はり百本」 の著者、

鍼灸師である  竹村 文近 さんも
電磁波などの害を述べられていますね。

で、その対策として
自然に囲まれた山々を歩くことを挙げられております。

時にはチベットやインドまで赴くそうです。

そうすることによって
自分の気を高く保っておくことが出来るのですね。

ナルホド、的を得ていると思います。

立禅という気功の基本となる運動があるのですが、
これなど立ち木の前で実践すると
その効力たるや凄まじいですぜ。

人間も自然の一部、というか自然そのものなのですね。

都会の喧騒に囲まれていると
本当にそのことを忘れがちです。

そのうえ、
現代日本は身近に神様が存在しない文化ですからねー
(あくまで一般的に)

大自然に対する畏怖の念を時には思い出すことは必要ですね。

そんなこと考えて散歩してますと
時々、フと空を見上げることがあります。

そういえば子供の頃は
思いっきり体屈めて、股から顔出して空を見上げる、
なんてことしてましたね。
よく学校の校庭でやってました。

空はどこにいようが広くて底抜けです。

何か自分までね、
雄大になったような気がして晴れやかになったものです。

時々見上げる空というのは
子供の頃のそれと全く変わらないです。

昔、フランスの片田舎の学校で
見上げた空と同じなんですね。

ビルに囲まれてようが空は空なんですよ。

パソコンとにらめっこばかりしていると忘れがちですけどね。

時々、手を休めて見上げてみると
不思議な恍惚感がありますよ。

たぶんそれは生かされているということを
潜在意識のふか~い箇所で感じているのでしょう。

でも、やっぱハイキングした時なんかで見上げる空は
もっと味がありますけどねん。


余談ですけどね、
立禅ってなんなんですか?ってよく聞かれます。

もっというと気功ってなんなんですか?とも。

説明すると長くなりますからねー (汗
でもあっさりしてるんですけどね。

ま 実践してみないとわからんものであることは確かでごわす。

因みに立禅の効力は凄いです。

え?ナニが凄いかって? 痩せる?

いえいえ

例えばですね、
もっと強くなりたい!
衰えてきたからもっと強くなりたいのだ!!という
ご要望の中年男性の方には
必ず教える運動でございますね。ほほほ

効果のほど? ウソかマコトかやってみなければ、ですよ。ほほほ
[PR]
by niwabe | 2008-03-28 00:56 | 操体観
雨上がり ささやかな幸せ
昨日に続いて
少々時間があったので川沿いをのんびり散歩。

雨の日は外に出るのがおっくう!
とはよく言うものですが
この時期、花粉の飛散量が少なくなるため
雨の日は絶好の散歩日和なのですね、コレが。

そう考えると雨も悪いものではないのです。
植物や川に潤いを与えるのは全て、雨ですからね。
生命の源ですよ。

良いところ、というのは
探そうと思えばいくらでも見つかるものですな。

わずかな点から幸せを見出しましょう!
という具合に成功法則などでもしばしば聞かれる
理屈であります。

もっとも最近はですね、
幸せの理由付けもあんまりムキになって
探す必要はないかな・・・、と思えるようになりました。

「~だから幸せ」みたいに
理由のある幸せは本当の幸せではない。

以前、ある哲学者の本に書かれていたコトですが
何となくその意味がわかってきたような気がします。

幸せは追い求めるものではないのですねえ・・・ しみじみ

操体の施術においても同じようなことが言えましょう。

快の感覚が正体に導くからといって
躍起になって快を探すことないのです。

まずは動きでも触れられた感触でも
大いに味わってみればええのですよ。

「陰陽理論」とは中国古来から伝わる
万物の法則を説いた思想。

勘違いしてはいけないのが
これは決して「対立概念」ではないということ。

陰陽あっての「一つ」なのであって
どちらが欠けても成立しないのですよ。

ご自身の身体ですからね、
よ~く味わってみて対話してみると
案外簡単に幸せを感じられるものですよん。

で、そんなこと考えながらですね
時間にして一時間半は延々と川沿い歩いてました。

すっかり暖かくなってきたせいで
少々汗ばむほどでしたね。

帰宅後、風呂に入って
購入直後のヤクルト400を飲む。 

うきゃー これが実にイケております。

これこそささやかな幸せというものです。

え? ビールじゃないのか って?

いえいえ 
酒を飲まぬ私めにとって、
まろやかな甘味を持ち、そして圧倒的な乳酸菌量を誇る
この花粉症対策にもバッチリなヤクルト400こそ、
至福の飲み物なのでございますよ!!

あ  

言ったそばから幾つも理由並べてしまいましたね てへへへ
[PR]
by niwabe | 2008-03-24 23:08 | つれづれ人生
つれづれ夢日記  春眠編
休みなのをいいことに15時間は眠ってしまいました。

別に夜更かししていたワケではないのですけど、
昼まで寝て、午後、出歩いて帰ってきて
滅多に見れないサザエさん見ているうちにウトウトして
気がついたらシュワルツ・ネッガーがドンパチやってる
日曜洋画劇場やってました。

一体、何をそこまで回復していたのかしれませんが
ここ最近、目を瞑って考え事しているうちに
気を失ってしまうことがしばしばあります。

特に私めの場合、
周囲から指摘されるコトが実に多いです。

昔からしょっちゅう、

「気がついたら瞑想してますよね?」

と言われます。

ただえさえそんな私めですのに、
暖かくなってきたせいでしょうか。

最近は電車で読書も続けられなくて困ってしまいますわ ははは


さて、そんな最近の私めであります故、
夢を見る機会も多くなってきています。

まあ 人間は毎晩夢を見ているのですが
近頃は特に印象に残る変な夢が多いのです。

例えば、家族が出てくるのですけど、
微妙に設定が違うのですよ。

時代背景とか環境とかコスチュームとかが
現実世界と微々たる範囲なのですがズレているのです。

しかし出てくるモノたちは皆、
身近な人間たちですからやたらとリアリティーがあり
妙な感覚です。

パラレルワールド とでも申しましょうか。

実は夢に限った話ではなく、
現実にも次元を超えた世界があり、似てるけど、
びみょーに異なる世界というのが存在しているかもしれませんね。


あと本日は惰眠をむさぼっている間に
全く理解不能な夢を見ました。

盛大なイベントの元で私めが表彰されているのですよ。

「偉大なる施術家、つれづれ操体師さんへ!!」

みたいな内容です。

欲望が夢に出てきたみたいでちょっぴり恥ずかしいのですが
まあ、ここまではご愛嬌で済まされる範囲かと思います。

問題はその式典の舞台が何故か
SMAPのコンサートなのですよ。

ヤツラのコンサートの合間を使って
何故か私めの表彰時間が設けられているのです。

なんなんですかね?なんでSMAPなんですかね?

かつて学生時代、
キムタ○を集団でボコボコにした夢を見たことあるのですが
(詳細略)
それだけヤツらに対抗意識があるとでも言うのでしょうか?

うーむ

どうせなら可愛らしいアイドルグループなどの
コンサートならまだ気持ちよく目覚められたかもしれません。

さらに目を覚ましたら
シュワルツ・ネッガーですからね。

全くむさ苦しいったらありゃしない。 ほほほ
[PR]
by niwabe | 2008-03-23 23:53
操体の歌 其の二
つづき・・・

で、操体の歌です。 

思いついたもの、つれづれなるままに挙げてみまっす。

一昔前に

「葉っぱ隊」 という

お笑いの企画で生まれたグループがありましたね。

ナンチャンやびびる大木などが
すっぽんぽんに葉っぱ一枚で踊ってたヤツです。

日常のささいな出来事にも

「ヤッタ ヤッタ ♪」 と喜び

「葉っぱ一枚あればい~ ♪  生きているから凄いんだー ♪♪」

こんな感じの歌だったように覚えています。

お笑いの企画ということで
バカにされそうですが、どうしてどうして。

よく聴いてみると中々良いことを言ってますよ。


あとは 「天才バカボン」 ですかね。

「これでいいのだ」 なんて良いじゃないですか。

最高ですよね。 ははは

もっとも
西から上ったお日様が東に沈んでしまうのはですね、
自然法則に反しているから
操体的には良くないかもしれませんけど(汗

でも忙しい世の中、
「これでいいのだ」 という精神は結構痛快な響きがあります。

実際にお会いしたことは一度もありませんので
滅多なことはいえませんが、

操体法 御大 橋本敬三先生も

そういうノリだったということをですね、
少なくても晩年期をご存知の先生のお話では
「これでいいのだ」的なことをしょっちゅう言われた、
というお話は耳にします。


以上、思いつくままに操体の歌を述べてきましたが、
歌は人によって好みが分かれますからね。

ハードロックを聴いて気分が高揚する方もいるでしょうし。
「男たちのブルース」みたいなよくわからないけど
なんとなく味のあるノリがいいの!、とか様々でありましょう。

歌や音楽はいいですからね。
その 「なんか良い感じ」 というのが
操体と通じるものがあるんです、
ということで、歌に関しては締めくくるコトにいたしましょう。


話、変わりますけど、
言葉にし難い、この操体の味わい。

私めの施術を受けた方々もそのほとんどが

「なんか良いのだけど表現し難い」 と口を揃えられます。

うーむ

これから広告を打ち出すに当たって
「お客様の声」みたいな体験談を載っけるにしても
これでは少々困ってしまいますね。

よく通販なんかで見られる、アレですよ。

試しに私めの施術を受けた方々の感想を
通販風に列挙してみますとデスね。


「不思議っス。 とにかく不思議っス。」 
(30代・男性 職業:整体師)

「なんかカラダの風通しが良くなったわー」 
(40代・女性 主婦)

「つれづれさんのとこ行くとですね、空飛べますよ、空 へへへ」 
(20代・男性 職業:DJ)

「施術受けてる最中にね、
白黒テレビの中で宇宙戦艦ヤマトが浮遊していたよ」 
(30代・男性 職業:武道師範)

「なんかもう、とにかくびんびんっスよ!!!」
(年齢不詳・男性 職業:男優さん)

うむむ

感想を頂くのはとても×2 ありがたいことなのですが、
いざ、こうして並べてみると
書いているコチラがおかしくなりそうです。

やはり操体は味わってこそ、なんぼの世界ですね。ほほほ
[PR]
by niwabe | 2008-03-20 23:53 | 操体法
操体の歌
早いものでもう年度末であります。

世間では卒業シーズンでございまして
華やかな袴姿の若い女性などが目に映りますねー 

卒業式といえば涙の儀式を想像しますが、
小学生の頃から転々と流転している私めにとっては、
あまり感慨深い思い出というのはないのですね コレが。

あのイスならべて

「おとーさん おかーさん!!」 とか

口調合わせてけたたましく台詞読み上げたりしたことなど
そういうことは強烈に覚えてますけどね。

やたらこっぱずかしかったの覚えてます。
あ、あくまで個人の感想ですけど(汗


あと卒業シーズンといえば歌ですね。

定番では 「蛍の光」 かと思うのですが、
なんでも最近じゃSMAPを歌う卒業式もあるそうです。

時代の流れですな。

私めの時代ではせいぜいが
海援隊の 「贈る言葉」 でしたからねー

まあ 歌とか音楽というものは
気持ちや思想を込めるのにうってつけなのでしょうから
どんな形でもいいと思います。

歌って言葉では表現し難いものでも
味付けして形にできるところが素晴らC。

文明発祥以来、人類に欠かせない文化たる所以でしょう。

実際、表現って難しいですわ。

特に操体は言葉で説明するとなると難しい。

操体専門の方などは誰しも一度は経験なさることです。

そんな数少ない操体専門の一人である私めですが、
時折ふと耳にする歌から

「おお これは この歌は操体じゃないのさ」 と、

操体を連想させる歌に出会うことがしばしばございます。

先日も喫茶店で偶然ラジオで流れてたのですけどね、
ユーミンこと 松任谷 由美 さんの

「やさしさに包まれたなら」 
(魔女の宅急便の最後に流れるアレ)   など

あののどかなメロディー、歌声といい
もうたまんないっす。 ほんと ビンビンっすよ !! (他意なし)

まあ 歌に関してはそれぞれ好みがございましょうが、
あの歌に綴られている歌詞は
まさに操体そのものといえます。

おこがましいことを承知でですね、
強いてつけ加えるとするならば 

「目にうつらなくても全てのことはメッセージ」 
ということでしょうか・・・

なにはともあれアニメ史上、いや歌謡曲史上
至極の名曲であることに変わりはありません。

あと操体を連想させる歌と申しますと
ナニがありますかね・・・

どーでもいいことかもしれませんが
こんなこと考えながら次回に持ち越すことに致します。

花粉がひどいっス。 ぐしぐし

つづく・・・
[PR]
by niwabe | 2008-03-20 01:15 | 操体法
気楽体 / 宮城 英夫 著
久しぶりに面白い本読みましたよ。

「気楽体」 です。

ある操体仲間から紹介されたこの治療法ですけど、

「なにもしない そのまんまでオーケー」 ということに特徴があります。

この気楽体の理論、、
人間は本来素晴らしい能力を自然からいただいており、
それを信頼していれば身体の調子は改善されていく、と。

おー まるきっり操体の理論ではありませぬか。

ツールは違えど、
ここまで同じような法則を説いている方は
なかなか見られませぬ。

なんでも創始者、
宮城英夫氏は鍼灸の道を志し、
以来三十年以上の治療家としての仕事に携わる。

最初は東洋医学の深遠の世界に魅了されるも
やがてそこでも限界を感じる。

が、そんな時、
己の価値観を覆した、一冊の書籍に出会う。

その本によって目から鱗が落ち、
治療における価値観、スタイルが一変し、
現在へのスタイルへと発展を遂げて行く。

その一冊の本というのが

おお 操体法 御大 橋本敬三先生の 

「万病を治す妙療法」 操体法の本だったのですね。

なるほど、合点がいきました。

しかし、何も操体を習ったからといって
誰しもこの原始感覚に価値を見出す、
という境地に行き着くわけではございませぬ。

人によって操体法は解釈が異なり、
単なるソフト矯正法としてしか扱われていないことが多いです。
(それはそれで全然構わないと思いますが)

そう考えると
この気楽体、自然法則を意識した療法であり、
稀有な存在といえましょう。

私めも今回、気楽体の本を読み、
改めて己の操体を振り返る良い機会になりました。


ちなみにこの宮城氏の
著書にでてくるイラストのセンスがまた素敵です。

この趣向、何か私めと共通点が見出せて
そこまた興味惹かれるきっかけとなりましたよん。




 
[PR]
by niwabe | 2008-03-15 19:30 | オモシロ書籍
ルーツを探る旅 其の三
つづき・・・

で、山城をあとにして下山です。

てっぺんの本丸跡で大名気分に浸っていたため
往復で一時間以上はかかってしまいました。

夜行バスでの移動明けですからね。

さすがの私めも少々、疲弊気味でござる。
しかし、ご先祖様の眠る場所はすぐそこであります。

しばし歩き、町外れにたたずむ大名墓地へ。

その一角にご先祖様たちが眠っておりました。

おお 確かに立派であります。

そのうえ墓地とは別の場所に
ご先祖様の一人を称える記念碑が
建っているというではありませんか。

へー そんなに立派な人たちだったのですね、
自分の家のことですけど全然知らんかったですわ。

先祖の功績を自慢するより、
今の自分を省みることの方が大切だ!という考えもあるでしょう。

が、今回、自分の家のルーツを知ったことによって
立派なご先祖様たちに恥じない生き方をしなければならぬ、と
襟を正す思いに駆られましたよ。

歴史好きの友人から言われた

「自分の血筋に誇りを持つのは良いことじゃないかな?」

という台詞が思い返されます。

ご先祖様の一人は儒学を始め学識が深く、
藩の活性化に大きく貢献したそうです。

私めもですね、ご先祖さまを見習って
操体というこのオモシロイ実践哲学を伝え、
様々な人と共有できるようになりたいですね。

そしてその波をヨーロッパにまで伝えてみせますよ  むむ!

ご先祖様に花を添え、合掌。

こうして私めは胸に秘める決意を新たにして、
ご先祖さまにしばしの別れを告げ
岩村を後にしたのであります。

で、まだこの日は帰京せず。

岩村から飛騨高山に囲まれた中山道の民宿へ。

詩人の島崎藤村なんかを輩出した土地ですね。

話、全然変わりますけど
山に囲まれたこの土地、その山々の威圧感たるや凄まじい。

奥行きが凄いんですよ。

幾重にも連なる山々が
一斉に眼前に迫ってくるような気配です。

写真では伝えることのできないこの迫力。

普段ビルに囲まれた生活をしておるせいでしょう。

いかに平面的にしかモノを見れなくなっていたのかを
思い知らされましたよ。

文明は発達して確かに便利な世の中になりました。

でも忘れてはいけませんぜ。

人間が作れるものなどたかが知れてます。

目の前に建ってる豪奢な建物などは
実はわずかな地震で崩れ落ちてしまうほど
ペラペラなものだったりするかもしれません。

実際、今回、この山々に囲まれて
自分がいかにちっぽけなのかを感じ取りました。

でも実はちっぽけではなくて
自分はこの山々と同じ、大自然の一部なんですよね。

おお これって操体の哲学ではございませぬか。

ま 田舎が無条件に
素晴らしいと言っているわけではないですよ。

ただ時には母なる大自然に思いを寄せるのも大事でしょう。

繰り返しますが
それが操体なんですよねえ・・・ 

ご先祖様にお会いしたあと、
大自然に囲まれて思いにふける・・・

実に良い締めくくりであります。 しみじみ


しかし、夜行バス明けの私めは既に限界にきています。

今夜は自然に囲まれた
レトロな民宿でゆっくり眠ることにいたします。 

テレビのチャンネルがつまみですよ? ほほほ

おやすみなさい ZZZ
[PR]
by niwabe | 2008-03-13 00:19 | つれづれ人生
ルーツを探る旅 其の二
つづき・・・

で、歴史ある岩村です。

歴史を色濃く残したこの町、
好きなヒトにとってはただ歩くだけでも楽しめると思います。

江戸時代の御触れ書き綴った看板、
よく時代劇なんかでもありますよね、
「おたずねちゅう」 みたいなヤツ。
当時のモノがそのまんま残ったりしてます。

城下町を延々と歩き、いよいよ山城へ。

しかしこの城、日本三大城に数えられるだけあって
その険しさは並みのものにあらず。

しかも あらー
こともあろうに山の入り口にあたる茂みのそばに

「くま出没 注意」 の文字が。

まだ寒いこの時期、
山の中でグーグー眠ってるとは思うのですが
始発で来たこともあり、町がグーグー眠っているため
ヒト気もなくて少々びびりますぜ。

熊鈴でもあれば安心なのですが
あいにくそんなもの持ち合わせていないですし。

いざ、熊と対峙したらどうすっかなあ・・・

熊はそのうすらデカイ図体によらず、
俊足の脚を誇り、木登りも泳ぎも達者と来た
金メダリストも真っ青のアスリート動物。

だが、鋭利過ぎるその爪が邪魔をして
下り道には弱い、という話を聞いたことがあります
(出典:はじめの一歩)

しかし、仮にも私めも多少の武道経験を持つ身。

農村で熊に襲われた70歳のおとっつあんが
逆に巴投げで返り討ちにしたという話も
ちらほらニュースで耳にします。

ここで逃げることは許されますまい。

伝説のカラテ家、
熊殺し 「ウィリー・ウィリアムス」 の魂を宿しつつ、
悲壮の決意を胸に秘め、
いざ、本丸を目指すべく山城へ入山したのであります。

しかし、「戦わずして勝つ」 という精神も時には必要です。

とりあえず熊鈴の代わりにと
携帯電話のマナーモード解除して大音量で着信音を響かせながら
誰もいない山の中を歩くことにしました。

にしてもなんつー険しさ。

こんなトコロに城造るのも凄いし攻め落とすのも凄い根性。

戦ではこれで甲冑着込んで
武器をかついでたワケですからね。

いやいや さすが戦国の世です。
その強靭さたるや半端ではなかったのでしょうなあ。

本丸まで登るのに
軽く20~30分はかかったのと違いますかね。

熊に出くわすこともなく無事、頂上の本丸跡地に到着。

登りつめた時はその雄大な風景に感無量でしたよ。

岩村の城下町はおろか
数百キロ先の甲斐や尾張の国の山々も眼下に広がります。

思わず例の如く 「うおー!」 と両手を挙げてしまいました。

この本丸、織田信長が本能寺で没す
約80日前に訪れた場所だそうです。

当時、ほぼ天下を手中に収めたまさに絶頂期の信長さん。

有名な 「人間五十年~」 を歌いながら舞を披露したといいます。

400年も前に天下統一を目論んだ
覇王がここで同じ風景を見下ろしていたのでしょうなあ・・・

そう考えると
何か自分まで偉くなったような気がしてしまいましたよ へへへ

偉くなってやる!!とは言いませんが
私めも 操体 というこの実にオモシロイ文化を
世間に知らしめてやりたいという気持ちはありますね コホン

で、100年くらい前に
私めのご先祖様も家臣としてここに座っていたワケなのですな。

うーむ

己のルーツを探る旅。

それでは次はいよいよ
ご先祖さまのお墓に参りに向かうといたしましょう。


因みに下りにおいても熊に出くわすことなく
無事、ふもとに到着。

人けのない早朝でありましたが
それでも朝早くから城に登る物好きな方は他にもいるようで
そういった方々と何度かすれ違うことになりました。

そのたびに大音量で携帯を響かせて歩く
私めを不思議そうな目で見ておりましたね。 ほほほ

つづく・・・
[PR]
by niwabe | 2008-03-11 23:56 | つれづれ人生
ルーツを探る旅
週末を利用して岐阜へ旅して参りましてん。

金曜日、一日用事を済ませてそのまま夜行です。

ナゼに岐阜かと申しますと
私めのお家の墓がコノ地にあるのですよ。

親類の話ですと
何でも我がご先祖さま、
岐阜の岩村では代々家老を務め、
学識も深い賢人だったそうであります。

実際、コノ地の文献を調べてみると
あらー 確かにウチのご先祖さまの名前たくさん出てるやないの。

全然知らんかったです。

んでも今では
お墓以外、なーんにも残っとりませんからね。

あまり興味がなかったのは事実です。 過去の歴史ですし。

しかし、昨年、歴史好きのある友人から

「そんなに立派な出自があるのなら誇りに思うべきではないか?
現実には自分の出自に誇りをもてないヒトだっているのだよ?」

と言われ、 おお 確かにご尤もではあります。

ご先祖さまがいてこその私めですからね。
お参りに行ってご利益はあっても損はありますまい。

と、いうことで己のルーツを探る目的も含めて
いざご先祖さまの眠る地へ旅に出たということです。

夜行で6時間かけてまず中津川という駅に到着。 

しかし田舎です。朝の5時についたものの何にも無い。

ネットカフェは無いにしてもコンビニくらいはあるだろう、
とタカをくくっていたものの、本当に何もない。

岩村まではここからさらに電車で40~50分はかかるのですが
始発まで時間つぶすのがえらい大変でしたわ 寒いし。

仕方ないので朝早くから営業している
シブ~イ おっちゃんがマスターの小さな喫茶店に入りましてん。

普段なら絶対に入らないような雰囲気のお店ですけど
この時ばかりは大助かり、桃源郷に思えましたわ。

で、上手いこと快適に時間潰せて岩村までの電車に乗車。

この電車がまたローカルで良い雰囲気なんですよ。

運転手一人のワンマン電車、
今の日本人が失ったのどかな風景がそこにはありますよ。

無事、岩村駅に到着。

山々に囲まれ、
数百年の歴史を色濃く残した城下町。

もはや田舎を通りこして
江戸時代にタイムスリップした感じです。

ここで岩村について、
簡単にその歴史を紹介しておきましょう。

元々は源頼朝の重臣、
加藤 景廉 という武将が、
文治元年 (1185年)に領主として
任命されたところから始まります。

岩村のお城は
山の険しい地形を活用した要害堅固な山城で、
海抜721メートルに位置し、全国の山城の中で最も高地にあり、
日本三大城の一つであります。

加藤一族はのちの姓を
「遠山」 と改めて数百年もこの城を統治してきました。

因みにこの 「遠山」 という姓はのちに全国的に分家が広まり、
時代劇でおなじみの 「遠山の金さん」 もこの一族にあたります。

戦国の動乱期に入り、
織田信長、武田信玄などの天下を狙う争いに巻き込まれ
時代の波に翻弄されます。

信長の叔母にあたる 「お直の方」。
「女城主」 とよばれるこの女性にまつわる凄惨で悲劇的な逸話は
歴史好きの間には結構知られた話であります。

戦争の悲惨さと信長の残虐な一面をよく伝えてますよ。

一度は武田が奪還したこの城、
その後は織田方の 森家 (森 蘭丸ですね)
なども城主を務めたりして入れ替わり立ち替わり、
という状態が続きました。

江戸の泰平の時代に入ってからは比較的安定して
林 述斎 を始めとする多くの優れた儒学者を輩出しております。

因みに私めのご先祖様もコノ頃からチラホラ名前がでてきます。

幕末には早いうちに勤皇の方針を決定し
(実はここでもご先祖さま、大いに活躍)
無事に明治維新を迎えたのであります。

実に800年以上の年輪を重ねた歴史ある街、というわけですな。

う~む

ただえさえ歴史好きの私めであります。

かなりワクワクしながら
旅の詳細は次回へと続くことにします。

つづく・・・
[PR]
by niwabe | 2008-03-08 21:10 | つれづれ人生


by niwabe
プロフィールを見る
画像一覧
最新の記事
あおぞら操体教室
at 2012-07-19 02:01
ブログで紹介いただきました
at 2012-07-11 00:56
細胞を刺激する
at 2012-07-06 00:41
7月のご挨拶
at 2012-07-04 01:43
あおぞら操体教室開催
at 2012-06-21 14:10
カテゴリ
以前の記事
つれづれ操体師でございます。
つれづれ操体師とは

1981年2月22日生まれ♂
東京東村山市在住。
操体の専門家。

主に関東近郊を中心に施術やカルチャースクールなどで操体を伝える活動を生業としてます。

つれづれ操体師のページ
操体 つれづれ堂



操体あるいは操体法とは

『操体』の魅力は
他人への依存から
解放されること。

肩こりや腰痛、
気の迷い、大半の
不調は自身の責任の
範囲内にあるものです。

それを文字通り
肌で味わってもらうのが
操体です。





リンク

大先輩のブログ
気ままに操体ライフ


操体レクリエーションのブログ


アナグマさんのつぶやき




仙台やすらぎの杜
整体院


「イリス」さんのブログ



いぬきちさんのブログ



おや友練馬支部


らくらく操体サロン
えがお


何もたさない、何もひかない、ありのままに Simple,Smile&Slow Life


いっきかずえさんの
◆開運♂えっち♀風水◆


ワカ大王さんのブログ


今治療室ブログ


にほんブログ村 健康ブログ 代替療法へ
にほんブログ村

ブログサイトのランキング


人気ブログランキングへ"
ライフログ
その他のジャンル
ブログパーツ
外部リンク
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧