操体法-つれづれ操体師の日記 「操体道中膝栗毛」

つれづれなる我が操体の旅日記
<   2008年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧
youtube と 引き寄せ
先日に続いて無料動画について。

最近、ギャオを始め、
yotubeもあさるようになりました。

コイツがまたスゴイのですね、コレが。

ナニがスゴイって、
私めが小童の頃、既に忘却の彼方にあった
昔のアニメやテレビ番組のオープニングなどが
次から次へと出てくるのですわ。

一例をあげますと先日、

「キョンシー」  で検索しましたら

出てきましたよ。  伝説の(でしょうか?) 

「来 来 (ライライ) キョンシーズ」

素直にたまげましたぜ。

「キョンシー」ブームがあったのは
今から約20年前。

小学校あがりたての野生むきだしの小童であった私めは
数名の学童とともに画用紙でつくったお札をヒタイにつけ
ぴょんぴょんはねたりとウスラおバカな真似事をしていたものです。

おそらく、今の子供で「キョンシー」を聞いたことがあるという
変わり種は少しはいるかもしれませんが

あの 「テンテン」 を知っている者は
もはや存在しえないでしょう。

21エモンのエンディングテーマ歌っていたのを最後に
今やその行方は誰も知る由もないでしょうね・・・
案外、有名だったりして・・・

さてもう一つが 「アニメ三銃士」  です。

これも今から20年前にNHKで放映されていたアニメですけど、
この作品は 酒井 法子 が主題歌を歌っていたり、
人気の高い名作の一つですので、
今でも簡単に視聴することはできます。

私めがyoutubeでたまげたのは、
リアルタイムで放映されてい当時、本編終了後に
バックに流れるイメージソングと共にヨーロッパの風景を紹介した
あの数分間の映像です。
(当時、放映を見ていた人は知っている筈ナリ)

情緒的なヨーロッパの田舎や威厳あふれるパリの中心街・・・

20年以上も前の小童であった私めは
その映像を食い入るように見ていました。

ここで見ていたフランスの映像、
まさか数年後に転勤で移住し、
現実のものになるとは思いも寄らなかったことであります。

やはり引き寄せはあるんですね。
不思議ですけど偶然ではないのだ。


で、ここで流れるイメージソングというのにも聴きほれていて
映像とともに毎週楽しみにしていたのですよ。

イメージソングは数曲あるのですが
今ではそのほとんどが入手困難。

「あの人はいま!?」ですら取り上げられることがないであろう、
まさに地上の星といえる歌手たちが奏でいた曲の数々。

そんな20年前のうる覚えの曲、そして映像が
この年になって再び拝むことができるとは。

出だしの時点でなんとなく覚えているんですね。
子供の頃に刷り込まれた記憶はスゴイです。

「原始感覚」についても
生物学的な退行と胎児からのそれとの観点から考察できますが、
操体法を考えるうえでもオモシロイ。

とにかく懐かしいなどという言葉が安っぽく聞こえる感動であります。


いざ、20年ぶりに聴く
このうるおぼえの女性歌手の曲、覚えてます・・・

子供の頃の楽しかった風景がそのまま甦ってくるようです・・・

しかしよく見るとその歌手名に

「伊藤 かずえ」 の名が。

当時はアイドルだったのでしょうが、
私めにとっては数年前、少女わいせつでタイーホされた
極楽とんぼの山本と共にお笑いでおバカな姿をさらしていた
イメージがつおいです。(山本劇団 by めちゃいけ)

別にいいです。
いいんですけどなんか小さい頃に恋した女性が
大人になって会ってみたらすっかりお年寄りになっていたときの
気分に似ていますね。しくしく
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by niwabe | 2008-04-30 23:50 | 操体観
ゲシュタルト崩壊
フランスに思い入れがあるため
フランスに関する記事を読んでたら
フランスについての私見を多くの人が述べておりまして
フランスフランスとあんまり眺めているうちに
フランスというものがイツの間にやら
国名なのか食い物なのか犬の種類なのか
ワケが分からなくなってしまいました。

私めの記憶の中には確固たる記憶として
根付いているにも関わらず、です。

頭の中で築かれていた概念が
ささいなことがきっかけで一瞬、ガタンと崩れてしまう。

心理学ではこの現象を

「ゲシュタルト崩壊」 と呼んでいます。

例えば 「あ」

という文字。

我々はその文字から伝わる
音、意、構造を既に脳内にて落とし込んでいるため、
考えることなく瞬時に判断することができます。

ですがこの 「あ」

長時間、凝視しているうちに
我々の中で築かれてきたあるべきはずの 

「あ」

が段々と崩れていく (ということもあるのです)

「あ」が 「め」 なのか 「お」 なのか 「ま」 なのか
時にウルトラセブンのオープニングシーンみたいに
ぐにゃ~っとひん曲がってしまうこともあるそうです。

人間の脳は時にこのようなイタズラをしでかすことがあります。

ウン十年間もかけて積み上げてきた
概念が瞬時にして崩壊するというのですからね。

もっとも私めはよく人からゲシュタルトでなくても
崩壊してるんじゃないかって言われますけどね。

ほほほ 失礼

さて我々、操体法を実践する者の間でも
「快」 「不快」 を始めとする
生き物として根源的な部分ともいえる
「感覚」について取り上げる機会が多々あります。

このテーマを論考するうえで
脳という感覚を司る機能との関連性については
欠かすことができないでしょう。

時に我々が口にする

「快」 「不快」 も所詮は脳による
気まぐれの思い込みに過ぎない場合もあるかもしれませんね。

そして一瞬にして崩壊してしまう可能性もあり得るかも、と。

ま 古くさい概念など崩してしまってこそ
新しいものが生まれる時なのかもしれませんが。

ナンにせよ脳については数世紀もかけて
多方面 (医学、心理学、解剖学など) から様々な
説が展開されております。

また皮膚感覚との密接な関係などについても
新たに研究されており、
これも操体法の臨床を実践するうえでは看過できない分野でしょう。

これから臨床を重ねて
お客さんから教えていただくこともたくさんありそうです。

あとは常に己の感覚を磨き上げることを
怠らないことですね。

日々の立禅もますます重みが増していますぜ。

まだまだ私めの修行は続きますなあ。


あとは瞑想・・・  瞑想もいいですね。

しかし常々言われている通り、
瞑想には危険性も付きまといますので注意を払う必要があります。

周囲から乖離され己の内面に没入してしまう恐れがありますからね。

私めなどもですね、
よく瞑想をしているうちに気を失い、
気がついたら人から引っ叩かれて現実に引き戻される、
という体験がしばしばあります。

昔のアニメを引っ張りだしたりして
ついつい夜更かしてしまいますからね。

特に注意が必要です。

だって最近、無料動画のギャオがオモシロイんですもの。あははは

失礼いたしました。
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by niwabe | 2008-04-25 20:08 | 操体観
元プロ格闘家 操体を味わう
つれづれなるままに
本日はプロにリングに上がった経験もある
元格闘家の方が来院してくださいました。

かつて私めが通っていた某ジムで知り合ったものの、
私めがジムを退いてからはすっかり疎遠。

連絡先もお互い知らなかったですからねー

しかし以前、歓談した際に、

「療術業で生きていくつもりでござる」

「おー それはオモロイ。 開業したら教えろやー」

と盛り上がったこともありまして、
どーしても私めと連絡を取りたかったそうなのです。

で、知り合い筋から私めの連絡先を聞き出し、
晴れて再会となったワケであります。

実は私め、
このジムを非常につまらぬ人間関係でヤメたこともあり、
あまり良き思い出として残ってなかったというのが
正直なところなのですよ。

如何なる分野においても
人間関係がつきまとうのは世の常であります。

とはいえ、本来は汗をかく爽やかであるべき筈の世界。

「むなしいぜよ。グス。」

と嘆いていた青い自分がおりました。ぶひー

そんな青い私めと話したいのだ!と、
わざわざ連絡をよこしていただいたワケですから
さすがにありがたい気持ちで満たされましたね。

本当に人とのご縁に感謝です。

さてさて この方、体格は小柄とはいえ
威圧感のある中々の強面であります。

愛想を振りまくタイプでもないですし、
ドスのきいたお話振り。

見た感じ、どちらかの鉄砲玉のような雰囲気です。

初めて会ったとき、
正直、びびった記憶がありましたけどねん。

でもでも ホントは円満な家庭を支える、
良きおとーさんなのであります。ほほほ

表裏の無いその人柄は、自然に惹かれてしまいますぜ。

で、ジムワークに加え、お仕事が技術系でもあるので
結構お身体にガタが来ておられる、とのこと。

一時期ずーっと行き付けの整体屋があって
通っていたのだそうです。

「どんな整体なんすか?」 と聞いたところ、

おお なんと 「長生療術」 だそうです。

脊柱の歪みを矯正したり、プラナ発したりする
日本発祥の整体ですね。

かなり腕のいい先生だったそうなのですけど、
ご高齢で引退されてしまったそうです。

身体のケアに関心はあるものの
無闇に整体とかカイロに行くと
「逆に壊されそうでおっかない」 とのこと。

うーむ そこで私めに白羽の矢が立ったワケでありますな。

ここはまたしても腕の見せ処であります。

ではでは 早速施術に入りましょう。

慢性的な脚部と腰の痛み、
加えて昨夜寝違えたということで首筋に痛みがある、とのこと。

いざ開始すると私めの施術を淡々と味わっておられます。

「どんな感じですか?」 と聞き分けようとすると

「おー いい感じだぜ」 とドスのきいた口調。

「そーっすかー」 としなびたナスのような口調の私め。

中々、味のある空間であります。

そんな調子で全身の調節が進み、一通り終了。

すると 「おお スゴイ!腰が軽くなった!!」 と感嘆の声。

寝違えた首筋には少し痛みが残っているものの

「昨夜、寝違えた首筋の痛みが完全に消えたら却って不自然。」

さすがお身体についての認識はプロです。

「最初、こんなソフトな刺激で大丈夫かな?って思ったけど、
変わるもんなのだな。ビックリした」 と嬉しいお言葉。

なにはともあれご満足いただけたようで何よりであります。

「つれづれよう。ありがとう。またお世話になるからなー」

と、優しい笑顔でお帰りになられました。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
ウッス!!
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by niwabe | 2008-04-23 23:38 | つれづれ施術記
ミニ西郷どん ご来院
本日、遊びに来てくれたお客さん。

20代半ば、男性。

って、実はバイト先のお仲間なのですが、
その大らかな体型、そして性格のため、
皆から愛され、そしてまるでマスコットデク人形のように
いじくられるキャラクターに敬意を表し、
ここでは上記タイトルの通りに呼ばせていただくことにします。

「前々から興味あったんでごわす。
今度、遊びに行くでごわす。」 と、

ミニ西郷どん、満を持してのご来院です。

彼は家から私めの城まで
2時間近くかかるのですがそれでも

「楽しみでごわす」 

とまるでその風貌を体現するがの如く、
森のくまさんのような楽しげな雰囲気を発散させ
遊びに来てくれたのでありました。

何ともありがたいことです。

さて、我が城へ案内し、
しばし日本の行く末を論じ合った後、早速施術へ。

私めがうっかり案内し忘れてしまったのがいけなかったのですが
西郷どん、着替えを持参せず。

そこで当院が用意しているお着替えを貸し出したところ、
おお! フリーサイズで少々大きめのジャージがまるで
ステテコの如く身体に馴染んでいるではありませんか。

何とも表現し難いのですが、
そのステテコ姿がなんと愛くるしいことでしょう。

さすが西郷どんです。

簡単なバランスチェック後、
仰向けになって寝転んでいただきます。

大の字になったその姿、
もしここに、小さな子供、幼稚園児などがいたら、
もしくは人前で「かーわーいーいー」などとダミ声で連呼する
女子高生などがいたら・・・

たちまち彼はそれらの無礼講なモノたちによって囲まれ、
NHK に出てくるとんま人形が如く、押しツブされていたことでしょう。

さすが西郷どんです。

さて、施術に入ると西郷どん、

とにかく 「あー 気持ちえー」 を連発。

「つれづれどん、これは実に眠気を誘うでごわすな」 と西郷どん。

「どうぞ、そうしたいなら寝ていても構わないでござるよ」

とお答えしますと

「いや、しかしここで寝るのはもったいないでごわす。」

ならばそのまま存分に味わっていただきましょう、
と施術を続けたところ、
たちまち高らかなイビキが聞こえてきました。

内心ほくそ笑んでいた私めですが、
そこはさすが西郷どん。

常人の想像など遥かに上をいっておりました。

触れている間は高らかにイビキをしているものの、離したとたんに 

「あー 気持ちえー」

そして別の箇所に触れるとまた 
「ぐがー すぴぴー」 とイビキの世界へ。

まどろみと現実の世界を
実に器用に行き来しているではありませんか。

すごいぜ 西郷どん。

そんな西郷どんですが時折、

「あー これは身体がとにかく
イイ方向へ流れていっているでごわすな。」 と、

鋭い感想も述べておられました。

そんな調子で一通り施術を通したあと、

「つれづれどん、実に良い体験させていただいたでごわす。
ですがこの感覚は言葉では表現しずらいのが難点でごわすな。」

と、これまた鋭いご指摘。

そして最後に 
「つれづれどん、
おまはんのペースで頑張ってつかさい。応援しているでごわす」 

とありがたい感想。

西郷どんも現在、将来のため猛勉強中であり、
我々は互いに維新への夜明けを誓い合い、
励まし合いながら帰路に着いたのでありました。


あ 因みにミニ西郷どんは沖縄出身でございましたね。
うっかりしてました 

ごめんね、西郷どん ほほほ
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by niwabe | 2008-04-15 23:33 | つれづれ施術記
ガンダム と 操体 其の二
つづき・・・

ここで無造作に考えてしまいますのは
操体を提供していくうえで
通好みの 「ガンダム」 または 「イデオン」 で行くべきか。

はたまた大衆受けし易い 
「ガンダムW」 で行くか、というコトであります。

「一回の伝説より 1クールのレギュラー」

という 江頭 2:50 を思い出してしまいます。

かなり大ざっぱだとは思いますが (汗

操体も単純な中に奥深い真理がございますからねー

単純に整体テクニックの一つと
くくることが出来ない深遠な世界観があります。

民間療法にありがちな

「骨盤をまっすぐにすればアナタも劇ヤセ!!」

とか

「仙骨が万病の元れす。
仙骨まっすぐにすれば何でも治るのれす。」 みたいに

特定の理論を明確に打ち出して
広告すれば分かりやすいというか伝わりやすいのですけど。

単純がゆえ (少なくても表面的には) に時には

「操体法は誰でも簡単にお気軽に出来てしまう矯正テクニック。
でもこれだけだと限界あるから他のテクニックも勉強しましょう。」

と、言われることも多いです。

コレ、実際に
整体スクール主催のスキルアップセミナーみたいなヤツで 
操体法マスターという肩書きの人の口から出てきたセリフです。

流石にそのマスターのセリフには衝撃が走ったものの、
それでもマスターなのだから良しとするか否かは
その人の価値観に寄りけりでありましょう。

実は私めは通好みの 「ガンダム」とか「イデオン」よりは
お気軽に見れる 「ガンダムW」 の方が好きだったりします。

でもどちらかというと、客観的に見て
私めは通好みの対象に見られる傾向があるそうです。

怪しげといわれれば何も言い返せませんしね あははは

しかし、まあ
本当は別に方針なんて固める必要はないのかもしれません。

取り組み方は千差万別であって
味なんてモノはそのうち滲み出てくるものでしょう。

まあ その味が大衆向けか通好みかは
時と場合に寄りますけどね。

少々、いい加減な理屈ですけど、
やはりつれづれなるまま、というふことで。 ほほほ

私めは今日もつれづれなるままに
操体を実践しております。

でも本当はガンダムよりも
世界名作劇場の方が好きなんです。 おわり
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by niwabe | 2008-04-13 20:19 | 操体観
ガンダム と 操体
先日、東京のローカルテレビ局で再放送されていた

「ガンダム W(ウィング)」 が終わってしまいました。

今から13年も前の作品で
思えば丁度、桜の散る今頃の季節に
放映開始されたの覚えてます。

当時、私めは日本に帰国した直後で
新クールの第一話から見られるアニメ、且つ、ガンダムならば
中学三年生が見ても許されるであろうと、
思春期にありがちないらぬ羞恥心を抱きつつ、
毎週欠かさず見ていたおりましたね。

今では人目もはばからないで見ている
(ある意味)汚れてしまった自分がおりますが。

この 「ガンダム W」 ですが、
古くからのアニメファンにはお馴染みの
アムロ・レイ や シャア・アズナブルが登場する
原作者発案のシリーズと全くの別物。

言うなれば私めが小童のころに流行した

「SDガンダム」 とかと同じような

言い方は悪いですが、亜流とも呼べる部類に分けられましょう。

しかし、この 「ガンダムW」、
90年代のガンダムものの中でも比較的人気が出た作品で
放映終了後もOVAで続編が公開されたほどでした。

興味深いのはこの作品は
それまでの通好みのガンダム作品とは異なり、
より大衆向けの作風に仕上げているのですね。

主人公は美少年の五人組であり、
さながら戦隊モノのスーパー・ヒーローのようなノリです。

そのためか、普段アニメなんか見ない
一般女性から結構、高い支持があったようです。

当然、ガンダムの醍醐味ともいえる
アムロやシャアのような変態気質を持った
人物はほとんど出てきません。

従来のマニアはさぞかし、そっぽを向いたことでありましょう。

加えて原作者の富野由悠季はアニメファンからは

「皆殺しの富野」

と異名をとる過激な描写でも有名な監督。

富野作品の中でも

「イデオン」 

などは人間の業ともいえる崇高なテーマを扱っている作品で
ロボットアニメ史上、最も救いのない悲劇的なラストは
マニアの間では伝説となってるそうです。
さすがに私めもそこまでは見たことないですけど。

今もマニアの心を掴んで離さない
多くの富野作品ですが、その難解なノリの故か
中々、一般には受けないのですね。

登場人物、全員シボンヌなんてのもありますから
そりゃ子供には見せられませんわな。

今回、私めがボーっと見ていた
「ガンダムW」はそんな気分が重くなるようなノリは一切無縁で
ラストもイケメンの主人公が格好良く、地球を救って

「全く大したヤローだぜ!!」 

みたいなスカーっとしたノリで終わります。

明らかにこっちの方が子供向けだし、
ある意味、健全な作品と言えましょう。


うーむ
またもや関係ないジャンルから 
操体法 について考えさせれますね。

つづく・・・
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by niwabe | 2008-04-12 02:42 | 操体観
触れの感覚
操体における重要テーマの一つである

「感覚」 についてでございますが、

これを述べるにあたって
はずせない項目が皮膚感覚についての考察であります。

操体の臨床では
動作を分析することによって
身体の状態を診断するいわゆる

「動診」 が基本の診断方法とされていますが

元より感覚を分析するうえで
単に動いただけの二者択一を迫る方法では
無理があるとまでは言いませぬが
極めて狭義な手法に絞られてしまう危険性があります。

常々、固執するべきはテクニックではなく、
原理原則であることを説いている所以がここにございます。

感覚を味わううえで
最も体感しやすい部位は皮膚であり、
これは老若男女、大方共通して言えることでしょう。

皮膚における研究は学術的にも
まだまだ遅れている分野ですけど、
操体法 御大 橋本敬三医師も
その著作において皮膚を運動系の一部と定義づけ、
それを掘り下げる所業については後世へと
託しておられるんですね。コレが。

ここではまだ研究段階における
学術的考察はひとまず置いておいてですね
臨床における触れの感覚について
つれづれなるままに述べてみたいと思います。

熟練の操者の施術を受けてみると
操体法やマッサージといった流派に限らず
ただ触れられただけで思わず

「うきゃー」

と声を上げたくなる何ともいえない快感覚があります。

さながら風呂に入ったときの最初のあの感覚です。

この深部にまで響きわたるような感覚は
まさに言葉では表現し難い”味わい” の世界でございまして、
単に手が温かければいいというものではないんですよ。

無論、冷たいよりは温かい手の方が良いでしょうけど、
温感や冷感は季節を始めとする環境によって
左右されてしまう次元の話でありまして、
湧き上がるような気持ち良さとは別物と捉える必要がありましょう。

私めが目指すべく施術者の姿でもあるので肝に銘じておきたいです。

快感覚を味わうことによって
人間は何らかの好転反応を示します。

それを前提とすれば動診以前の
最初に触れた段階で施術は始まっており、
既に操体の臨床になっているのですね。

さほど難しく捉えなくても
皆さんも日常の生活のなかで十分経験されていることと思います。

子供時代、両親から背中をなでられた時に
味わった感触を思い出してみてください。

我々、操体専門の施術者は
原始感覚を味わっていただくためのお手伝い役であり、
操体という名前、スタイルはその道しるべの一つに過ぎないです。

今後も皮膚についての研究は掘り下げる余地が多分にありますが
理屈以前に、大らかな、包み込むような感性こそが
人に触れる施術者には要求されることでしょう。

私めもその境地に達すべく、
日夜、施術と修行に励んでおります。

私めがゴッドハンドになるっていうんではなく、
あくまでゴッドは皆さん自体なんですけどね。 ほほほ


でも、本当にこの触れた感触こそが
皆さんにも分かりやすい感覚の一つだと思います。

私めもですね、子供時代、
ボール遊びしている時の苦い思い出がございましてん。

暴投の結果、茂みに入りこんでしまった
ボールを手探りで探している時にね、
何か触ってはいけないモノを触ったときの
感触、感覚ってわかりますもんね。

毛虫の死骸であったり、犬のウンコであったりなど、
誰しも経験あることと思います。

え?私めだけですかね? ふへへへ
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by niwabe | 2008-04-07 20:25 | 操体法
「おせん」 と 操体
結構前に漫画のドラマ化が相次いでいる、って
書きましたけどまたもや見覚えのあるヤツが
ドラマになるようですね。

「おせん」 という作品です。

この漫画、大学生の頃から見てて、
結構好きな作品だったの覚えてますわ。

「おせん」というのは
これが美人で酒好きで
一見芸者のような雰囲気の色気たっぷりの女性ですが、
実は老舗の名料理屋の若女将であり、
その目利きたるや半端ではなく、
日夜、本物の文化に囲まれている、という人物なんですね。

登場人物は俗的で
コミカルなノリなのですけどね、
上っ面ではなく本物の文化の素晴らしさが伝わってくる
なかなか小気味の良い作品なのです。

特に良寛さんの思想を取り上げたり
料理も人間も一緒、下拵えをしなければ
良いものなど生まれはずがない、といった
含蓄ある言葉もちらほら見えます。

脂っこいインスタント食品もお手軽で良いかもしれませんが、
微妙な味付けのなかの奥深さ、
大切な素材を全て使い切る、という価値観。

うーむ

こう見てみますと
料理と操体って似てるかもしれませんね。

まあ、私めは料理は苦手ですし、
あくまで漫画を見ての感想ですけど。

で、この作品のなかで私めが最高に好きな台詞が

「理をはかる、と書いて 料理と読む。
つまり物事の道理をいかに理解しているかといことが
問われるのだよ。」

操体に限らず、
芸事、文化においては忘れてはならない
真理かもしれませんなあ。


で、この 「おせん」
それが今度、ドラマ化するそうなんですけど、
主演の女優さんが

蒼井 優 さん

とても魅力的な女優さんなのですけどね。

ただ色気たっぷりの「おせん」とはだいぶイメージが違うような・・・

旬な女優さんを起用するのは視聴率を稼ぐためには
欠かせぬことかもしれませぬが・・・

本物の文化を追求する、というコンセプトの
良い原作があるのですから
その良さだけは保っておいてほしいものです。

世界名作劇場だってパチスロになってしまう
世の中ですもの・・・

誰が何と言おうと
あれだけは納得ができませんわ しくしく
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by niwabe | 2008-04-03 23:53 | 操体観
「かもめ食堂」
早いもので4月1日です。

新生活の始まる方々も多いこの季節、
就職活動に励む大学生もおりましょうが
基本的に町中、ウキウキオーラに包まれております。

私めもつれづれなる操体ライフを邁進するなか、
新たな身体操法の稽古なども始めまして、
気分も乗ってきております。ふふふ

そんななかでですね、あるお方から

「自分の店をやっていくうえでオモシロイ映画があるから
これを見ときなさい」

と言われて紹介された映画が

「かもめ食堂」

という邦画。

フィンランドで日本人女性が経営する食堂を舞台にした映画で、
結論から申しましてこれが最高に良かったです。

なにが良いって、全てが良いです。

「ロッキー」と並ぶほどの作品と言っても
過言ではありません。 うおー

あえて内容は書きませんけどね、
結局この映画がしっくり来てしまう自分は
そういう人生なのやなあ、と思ってしまいます。

開業後、せかせかし過ぎて
バランス崩してた自分がいたのですけどね、
なんかフーっと楽になってしまいました。

この時期にこういう映画と出会った、というのは
コレももう間違いなく縁であります。

考えてみれば
見栄張って、打算的な人生送るのに嫌気が差して始めた
我が城、

操体 つれづれ堂」

誰に指図されることなく、
それでいて皆様に支えられて
今日もつれづれなるままに営業しております。

どうなることやら神のみぞ知る、ですが
まあ 大丈夫でございましょう (たぶん)

立禅してヤクルト飲み、
一日を終えるつれづれ操体師でございました。

新年度もよろしくお願いいたしますです。
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by niwabe | 2008-04-01 23:37 | つれづれ人生


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つれづれ操体師でございます。
つれづれ操体師とは

1981年2月22日生まれ♂
東京東村山市在住。
操体の専門家。

主に関東近郊を中心に施術やカルチャースクールなどで操体を伝える活動を生業としてます。

つれづれ操体師のページ
操体 つれづれ堂



操体あるいは操体法とは

『操体』の魅力は
他人への依存から
解放されること。

肩こりや腰痛、
気の迷い、大半の
不調は自身の責任の
範囲内にあるものです。

それを文字通り
肌で味わってもらうのが
操体です。





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